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こげっこげ     2011.06.28
暑かったり涼しかったり大雨だったり蒸したり。
みなさまくれぐれも、体調にお気をつけて。そう、わが身に照らして思う日々。

そんな中、こげは着々と大きくなりつつあるとの心あたたまる
ご報告あり。SHちゃんを付けまわしてストーキングキャットと
化しているらしい。うおおお、よだれが……。
koge12.jpg ポートレイト写真?!
koge13.jpg で、その前脚はなんだろう。
koge14.jpgkoge15.jpg
寛いだり、ストーキングしたり。
koge16.jpgkoge17.jpg
食べたり、食べながらゆるんだり──って、なんちゅう行儀だ。
出すほうもしっかりばっちり。(粗相はなくなったそうで、ひと安心)
koge20.jpgkoge21.jpg

──そして、未知との遭遇も!!!
koge19.jpg 
いやたぶん、外では見てるだろうけど、室内から鳩を観察するのは
初めての体験であろう。どうかね、こげっち。

koge18.jpg ……そして垂れるのね、脚が。
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真夏日     2011.06.24
夏至をむかえたとたん、暑くなった。
忘れかけていた昨夏の暑さを、ぢりぢりと思い出したことでござるよ。

とりあえず、まだ夏日も3日目。冷房ナシでクリアできている。
先月の電気料金が冬場の1/2になったのに気をよくして、もうすこし
がんばってみっぺー、と思ってしまうお調子者なのだった。
抜いたままのエアコンのコンセント、いつ差し込むことになるのやら──。
カレンダーに○×印でもつけてみようか。

ちいさな小さな節電ループも楽しんでいる。
たとえばソーラー電池→ノートPC→蓄電池→携帯電話
energyloop 蓄電池から携帯電話に充電中

これなら、ノートPCをどんなに使っても安心。むだなく配分できている
自己満足感も味わえる。
デスクトップPCはウィンドウズの節電モードソフトを入れてあるし、
夏も低めでいきたいなあ、電気料金。

ところで、20日でひと段落のはずが、まだまだだったことが判明して汗を
かいている今日このごろ。
日々、がんばれガンバレと絶賛自画自励物書きちうである。

集中していると暑さも忘れるが、いったんスイッチが切れると
おおう、暑いのだったよと思い出す。水分補給は忘れずに>オレ。

猫ズもそれぞれ、すずしい寝場所を見つけて眠っております。
peatinumblera.jpg
futa.jpg
yukirikuoncupboard.jpg
さて、月末までもうひと踏ん張り!(の予定。終わるのか?)
7月入ったらすぐ、別件、集中したいものがあるのだった。
暑さも忘れるくらいだといいなあ。うん。
耐荷重12kg?!     2011.06.17
先日うかがったコンサート──、というよりはピアノライヴについて
書きたいものの、20日まで切羽詰り状態なのでしばし棚上げ。

間にちょこちょこ別記事を。

ピートは投薬しつつ通院、ユキはカラーが外れた。
いまメインで使っているノートPC@非通信は、なぜか、おもにダイニング
テーブルで使用すると効率がよろしい気がして、そこでほとほとほとと、と
打ち続けている。
あいにくと、ダイニングチェアは長時間の座り仕事には不向きなので、
たいてい尻が凝ってくる。

ときおり休憩して、行儀わるく隣の椅子に脚をあげようものなら、どうやって
嗅ぎつけるのか、音もなくあらわれるものたちがあり。
白いの。灰色の。茶色の。
次々に伸ばした脚に飛び乗っては丸くなる。ちょ……。
3nyann@foot01.jpg

各猫4kg平均×3=12kg!

いくら肉づきがよくとも、人の脚はそれだけの重さに耐えられるようには
作られていないのだよ。……聞いてるかね、キミたち?
3nyann@foot02.jpg
3nyann@foot03.jpg ひー。

いえもう、けっこーです、好きなだけ寝ててくださいよと下僕は痺れて
感覚がなくなっていく脚にナミダしながら呟く。
にしても、+6kgになったらたぶん、もたんな……。
6kgが独り好きでよかった。ちなみに向こうで丸まってるのが6kg氏。
3nyann@foot04.jpg 病で5.85kgに減量ちう。
コゲラ速報     2011.06.14
このところめずらしく、まめに更新している当ブログ。
いつまで続くのだろうと、本人もいまひとつ頼りない。

昨日は終日、別PC@ネット非接続にて作業をしていたゆえ、
ブログは書かずじまいだった。個人的メール返信等も滞って恐縮ちう。

日曜日のコンサート(ああもう、ほんとにありがとうございました、
心がぐんと持ち上がりました!)のもようも書きたいのだが、
SHちゃんよりこげっちの写真を送ってもらったので、先に「コゲラ速報」を
お届けしたい。

こげ、まさかの長毛疑惑……?!(いや、まさかね)
koge08.jpg
koge09.jpg まさに怪獣コゲラ!!

koge10.jpg エモノを狙う真剣なまなざし
koge11.jpg これ、あれだね、尻尾フルフルで狙いを
                         定めている瞬間だね!
震災後3カ月が過ぎ     2011.06.12
もう3カ月なのか、まだ3カ月なのか。

NHKスペシャルやニュース報道、あるいは新聞での報道などを
見聞きするにつけ、なにひとつ進んではいないのだと実感する。

いまだに立ち上がる術すら分からず呆然とたたずむ人たち、あるいは
自主的に立ち上がろうと模索しながら、国や自治体の対応遅れや見解の
ちがいに阻まれる人たち、またあるいは、ほかの地方企業とのタッグを組むことで、
つちかってきた技術や豊かな人材をふたたび活かそうと奮闘する人たち──。

それぞれの日々を知り、他方、大幅に手の打ちかたが遅れていくあまり、
国内どころか、全世界的に申し訳ない状態が続く原子力発電所の惨状、
その影響で、震災に加えて、ふだんの生活を根こそぎ奪われることになった
多くの人たちの顔、声、叫び……。

これまで「大丈夫というのだから、まあよいのだろう」と、疑いもせず
原子力発電所の増設を見、あたりまえのように電力を享受してきた己の
立ち位置をあらためて思う。

友人たちと、これまでの経緯やこれからの日本についてなどを話す
機会がめっきり増え、考えることもとても多い。
ときに無力感に捉われそうになるが、わたしごときにそんな閑がある
はずはない。

まずは、できる仕事を見極めて、それに誠実に日々を重ねよう。
そして従来の2/3以下の電力で暮らせるよう、きちんと生活を見直そう。
あとは、毎月末、被災した動物たちの保護にいそしむ現地および他地域の
保護団体あてに支援金を振り込んだり、随時更新される希望支援物資を
送ったりを、これからも長く、続けていこう。

これくらいしか、今はできない。それでも、手をこまねき続けるよりは
わずかなりとマシであろう。そう信じて進むしかない。

そうした中、周囲の不調が続いている。

相方の胃潰瘍が判明したのは5月あたま。
4月末に、痛みで七転八倒する彼に付き添って休日診療所に行ったのが
始まりだった。
5月中旬に検査結果が出て、潰瘍よりも問題の多い病気には至っていないと
知らされた。
同時期に、父の体調についても案じることがあったのだが、こちらも
現在のところ、大事には至っていないらしい。

前後して、友人・知人の突発的な発病や体調不良の知らせを耳にすることが
増えた。そして今月になって、わが家の猫たちが相次いで調子を落としている。

今日・日曜日も、午前中に動物病院に行ってきた。

というのも、ゆうべからピートが血尿を出したため。
例によっての絶叫&激しい威嚇の彼猫をなだめなだめ(といっても聞いちゃ
いないが)、なんとか二本の注射を打っていただく。

どうやら膀胱炎&結石の再々再発であろうとのこと、とりあえずは投薬で
様子見。即入院とならずに、ほっとひと息。

この時期、湿気と気温の変動の激しさもあって、体質的になりやすい猫は
ほぼ、再発を繰り返すらしい。
気長につきあうしかないか、と、帰宅したとたんに「激甘えた」に豹変する
ピートを撫でまくる。

さて、今日はこれから、とても楽しみにしてきたコンサートがあるのだ。
また元気をいただいてこよう!
それもまた、日常を進めていくおおきな力になるのだ。
むかし、昔の話にござります。

ある島国に、ひと組の夫婦が住んでおりました。
ささやかな住まいに夫婦ふたりと猫が4匹、山越え谷越え、打ち寄せる
大波小波をしのぎつつ、連れ添って20年も過ぎようかという頃合のことで
ございました。

夫がカイヨウなる病を患いました。
妻は飲みもの・食べものに気をくばり、家庭での食卓においては酒を絶たせて
おりました。
それと申しますのも、古来、その病にはアルコオルやニコチンなどが
有害であると伝えられており、夫はいずれをもたいへん愛好するもので
あったからでございます。

ある、夜のこと。

午前3時を回ったころに、夫が帰ってまいりました。外でたいへん酒を
きこしめし、酔いくらっておりました。
夫は妻にむかって、高らかに申しました。
「余は、財布を落としたようである」

さいふ。それは、財(おたから)をいれる布(きれ)という言葉で
あらわされるとおり、なかなかに大切なものでございます。
モノと交換できる貨幣や、前借という形で貨幣がわりに使用することが
できる、くれじっとカードなるものなどがしまわれておりまする。
それらを失くすことはもとより怖ろしい出来事ですが、万が一、ほかの誰かの
手に渡り、勝手に使われるなどいたしますと、のちのち、たいへんな事態に
なりまする。
──以前、その憂き目にあった知人より詳しく聞き知っていた妻は、おおいに
憂慮いたしました。

「それは大変なことにござります。ともあれ、カードの悪用を避けるためにも、
カード会社に連絡して、停止してもらわねばならぬのではありますまいか」
「心配無用である。落とした場所は、たぶん、わかっておる。2軒目に
いった店である。念のため寄ってみたが、すでに閉まっていたのである。
明日、余みずから、連絡する」
そのような旨を、ろれつのよく回らぬ口で言ってのけた夫は、そのまま
ソファなる椅子に倒れこみますと、いびきをかきはじめたのでありました。

妻は考えました。
この様子から察するに、はたして、店で落としたものであろうかと。
路上などで落として拾われたともかぎらぬものでございます。
やむなく、妻はインターネットなるものを利用して通信をはじめました。
夫が持っているカード会社の深夜窓口を調べだし、それぞれに連絡をとる
ことにしたのでございます。

事情を知った各社窓口の担当者は、それは親切に対応してくださったそうで
ございます。しかしながら、直接本人からの連絡でないと、カード停止は
できないということを、妻は知らされました。
さらに、いったん停止してしまいますと、7日から10日ほども、あたらしく
カードが届けられるまで、使えないというのでございます。
出張先で使うこともある、と聞いていた妻は、思案いたしました。その期間
使えないと、夫自身が困る場合もあるのではありますまいか。

ある会社の担当者は、このように申し出てくださいました。
「ご本人さまに直接であれば、とりあえず今夜、使われていないかどうかを
お伝えすることはできますが」
「──わかりました。しばしお待ちくださいませ」
妻はまなじりを決し、高いびき中の夫の頬や胸を音高く張り、ようやく薄目を
開けさせることに成功いたしました。
「……?」
「とにかく、なんでもよろしいから、お返事をなさってください」
寝ぼけている夫の耳に、受話器を押しつけました。
電話線の向こうで、係の方がなにやら、おっしゃっているのでありましょう。
夫が「は。は。すみません。は」などと申すうちにも、まぶたを閉じる様子が
見えました。
妻はすぐに、受話器をじぶんの耳に戻しました。
「それであの、いかがでございましたでしょうか」
「直接ご本人さまにお伝えしましたので、奥さまにもお伝えいたします。
今夜、今までのところ、現状のデータでは、使用された様子はございません」
妻は安堵いたしました。
篤く御礼を述べ、とにかく明朝、本人から連絡をさせること、また、
とりあえず落としたという連絡があった記録は残していただけるよう
あわせてお願いもいたし、電話を切ったのでございます。

このような連絡を繰り返したのち、さらに妻は考えました。

夫が落としたと言っている店に連絡して、もし留守番電話になっていれば、
そこに伝言を残しておくことも、あるいは役に立つやも知れませぬ。
妻はふたたび、きもちよさげにいびきをかいている夫のもとに寄り、
全身の力をこめて揺すりあげました。
夫の目が、薄く開きました。
「2軒目に行ったというお店は、どこのなんというお店ですか?」
「ハママツチョウ。名前、知らない。○▲ナントカ?」
○▲のところは、ひらがなでそれぞれ、一文字ずつ。
それではまず、見つかりますまい。
妻はため息をこらえ、それでも念のため、インターネットで調べてみました。
すると、なんという幸運でしょうか。
○▲ではじまる店は、一軒しか出てこなかったのでございます。
どのようなお店であるかを確認してから、妻はみたび、夫のもとに
まいりました。
「今日召し上がったのは、おでんですか??」
耳元で大きく声を張りあげます。
夫がびくりと動いて、目を開きました。
「おでんのお店でしたか?」
「あ。うむ。おでん。食べた」
どうやら、当たりのようでございます。妻はさっそく、その店にも
電話をかけてみたのでした。すると、留守番電話になっておりました
うえに、緊急の連絡先である携帯電話番号まで告知してくれているでは
ありませんか。
なんという親切なお店でございましょう。
……が、すでに時刻は3:30A.M.を回っておりました。さすがに個人の
番号にご連絡するのは、あまりに申し訳のない時間でございます。
幸いなことに、その店は夜だけにとどまらず、昼間にも開けている店で
ございました。それなら、朝の10:00には確実に連絡がとれるはずだと、
妻は考えたのでした。
店の番号と携帯電話の番号とを控えた妻は、とりあえず、今宵はここまで
と手配を了えたのでございます。

そのあとで、ソファでやすむ夫の顔を眺めたとき、妻の心にふと疑念が
さしたそうでございます。

この酔いくらった男は、はたして、ほんとうに財布を落としたので
ありましょうや? もしやとは存じますが、ただ、ふだんいれる場所に
入れていなかったために、落としたと思いこんでしまったなどということは
あり得ませんでしょうや……?

遅まきながらようやく働いた第六感をたよりに、妻は夫の部屋にまいり、
放ってあるカバンを手にいたしました。
中をさぐること、ものの数秒──。
見慣れた財布が、ノートなどの間にはさまって、出てまいったので
ございます。
その場に座った妻の口元から、妙な声が洩れました。
それはやがて、うひょほろちりりと、鳥の鳴き声にも似た甲高い笑い声に
かわってまいったという話でございます。

その後の夫の消息は、杳として知れぬとか……。

これをして、ひとびとはみな、あらためてこう申し合わせたとのことで
ござります。
「酔った人間の言葉は、けっして当てにしてはならぬ」と。

とっぴんぱらりのぷう。
友人宅にて、日々やんちゃっぷりを発揮しているこげ吉くん。
koge05.jpg
koge06.jpg
koge07.jpg こげ、尻尾が長くなったね☆

そしてうちでは、ユキ姫がぶんむくれ中。またもや耳を掻きこわし
エリザベスカラー着用となったのだった。
いやいや、お姫さま。どんなにお怒りを買おうとも、乳母としては
治るまで外せねえですだよ。
yukiwithc01.jpg
yukiwithc02.jpg
yukiwithc03.jpg
その名は「こげ」。     2011.06.09
友人宅の一員となった仮称くろちびは、真っ黒ではなく、
肩あたりに縞もみえるこげ茶色とのこと。
そこで「こげ」と命名されたそうな。

こげ、なにしろ上るのがお好き。どこでもそこでもあちらでも、
上れるとみれば細い爪をかしゅかしゅ鳴らして駆け上る。
かたときも落ち着かないし、眠るときは物陰。
まともな写真が撮れないのよー、とのお声つきにて、写真の差し入れ。

koge01.jpg こ、この後ろ姿は……、小熊?!
koge02.jpg いや、猫です。(たぶん)
koge04.jpg 用心深く顔を出す。
            世界は危険と誘惑に充ちてるからにゃ。

こげクマくん、いまひとつトイレが憶えられないもよう。友人宅の歴代猫ズでは
その点に苦労がなかったけれど、コゲときたらソファの上がお気に入りなのだと
きいて、思わず頭を垂れるのだった。

試行錯誤を繰り返しているとのことだが、なんとか覚えてくれますように。
頼むぜ、こげっち。
koge03.jpg 現在のお気に入り♪♪
一昨日保護した子猫、もろもろ検査もあるので病院に一泊した。
とりあえず名前が必要とのことで「仮称・ちびくろ(♂)」として
届けた翌朝。

相方の書斎にケージを組み立て(その時点から4にゃんは挙動不審に)、
ペットシーツを敷きつめる。
ベッド代わりに靴箱をひとつ提供、古タオルを敷いて中に入れる。
水飲み皿はちょうどよいものがあるが、トイレに適した容器がない──、
といった具合に必要なものをてきぱきチェック。

家を出て、駅に近い100均ショップにてトレーを物色する。
子猫のトイレがわりにちょうどよい深さと大きさのトレーと、
食器がわりにもなるうすい3枚組のトレーを入手。
そのまま、よしとばかりに病院に向かった。

前の晩に診てくださった院長先生と立ち話後、この日の当番医でもある
F先生にお話を伺う。
いまのところノミなし、虫なし(ただし、まだ卵が育っていない可能性大、
下痢ぎみなのも虫の影響かも、とのことであらかじめ虫下しの処方あり)。
とにかく腹っぺらしだった様子でがつがつと食べ、とたんに元気を
回復してシャーフー威嚇しまくっていますとのこと。
うむ、元気がいちばんぢゃ。
後ずさりながら威嚇するのが、なんとも愛らしいでわないか。(おっと涎が)

洗濯ネット&キャリーバッグインで、わが家に向かう。
とはいっても、仮住まいだ。
長男猫ピートの体調考慮はもちろん、どの方向から検討しても、
里親さんを探すのが第一義。とりあえずは静かな環境にしばらくおいて、
人馴れしてもらって。

といったことを考えつつも、すでに気のたった様子を垣間見せる
ピートを思ってどきどきだったのだが……。

まさかの展開が待っていた。
仮称・ちびくろが我が家に滞在したのは、わずか半日だったのだ。

この日の夜遅くには、立ち寄ってくれた友人が迷う様子もなく
(たぶん、猫を保護したとメールしたときから心を決めてくれて
いたのだと思う)、家族として迎えてくれることに。
──じつは、わたしが仮称ちびくろを保護した日が、彼女が
長年同居していた故にゃんの命日だったのだそうな。

処方してもらった薬の飲ませ方や回数、飲ませ忘れをふせぐために
作った手書きのチェックシート、とりあえずの分量の猫砂等々を
大きな袋につめこんで、そのまま猫とともに帰って行った。

疾風のようにあらわれて、疾風のように去ったちびくろ……。

後刻のメールで、酔って帰ったダーリン様が子猫にちょっかいを出して
唸られたことや、子猫がおしゃべりで、もろもろ要求が多いという報告も
入り、すでにめろめろモードであろうことが推察され。
ふふふふふ、お互いに楽しい年月を重ねてくれたまひ。

わずか半日でお役御免となったケージにかけていた布をはずし、本体を
消毒したり解体したり、床に敷いたブルーシートをざっと拭いてたたんだり。
最中にすでに感じる寂しさを、子にゃんの将来を祈る思いにすり替えながらの
作業だった。

入浴後、爆睡──しかけたところで、我が家にも酔っ払いが帰宅。
ひとを揺り起こすや、耳元で
「ちびくろはどうしたの、ちびくろは?」お経のように繰り返す。
彼はわたしが携帯で撮った写真でだけ対面、本猫とはついぞ会うことが
なかったのだ。

「だー、やかましいっっ。SHちゃんが連れて帰ってくれたよ」
「えー」
「えーってなによ、えーって。ウチじゃこれ以上、面倒見られないでしょ?」
「そりゃわかってるし、うん、わかってるよ。よかったよ、よかったんだけどさ」
酔っ払いはしおれている。

要はちょっこし顔を見て、なろうことなら一緒に遊んでもらおうと
思っていたにちがいない。ちょっち遅かったにゃ。ふ。

そんなこんなの、明けて本日。
正気に戻って落ち着いてきたピートと、こちらは基本的にものごとに
動じないユキとの2ショット。お騒がせだったね。ありがとう。
yukipeat01.jpg
以前保護した「雨」と出逢った日も、そうだった。

(1)天候は雨。
(2)時刻は夕刻。
(3)両手に重い荷物。
(4)身動きしづらい格好。

そんなときにかぎって、耳に届くのだ。
かぼそく、しかし、たしかに声を振り絞って母猫を呼び続ける、
1歳に満たない子猫の訴えが──。

雨だから匂いが消えて、お互いに跡を辿れなくなるのだろうか。

夕刻以降は車どおりの絶えない道路の路肩。勢いよく繁る
低潅木の中から、声はきこえる。

「雨」のときとおなじく、いったん帰宅して荷物を置く。
着物を脱いで猫たちの世話をして、必要なものをエコバックに
いれるや、ダッシュで引き返す。

まだ鳴いている。声をかけると黙りこむ。
しばらく待つとまた、鳴きはじめる。
親にしつけられた野良子猫だろう。さてどうするか──。

暗くなってもあたりに猫影はなく、かんぜんに一匹で取り残されたようだ。
強まった雨足が、容赦なく降り注ぐ。途切れてはまた、細く高く絞られる声。
これはもう、やむを得まい。

缶詰の匂いでつって居場所を特定、低木植栽の繁みに強引に腕をつっこんで
掬い上げる。噛まれながらもすばやく洗濯ネットにお入りいただき、
さらに持参したキャリーバッグに入れて、病院へ直行した。
明るい照明下で、はじめてゆっくり顔を見る。
kashoukurochibi.jpg やあ。

なかなか姿が見えないはずだ、暗い繁みに黒猫だもの。
登山用LEDヘッドライト、こんなときにも大活躍なのだった。ふ。
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